2025 年 31 巻 p. 589-594
建設コンサルタンツ協会協調領域検討WG河川SWGでは,河川事業における現状の生産プロセスの 課題,将来的に目指すべきデータ・システムの有機的連携策などに関して議論してきた.その背景には, 新技術やデータが共有されて使い易い環境となり,他業種も含めてあらゆる技術者が高度化された検討を行い易い環境が実現でき,あらゆる生産プロセスでの効率化・高度化に繋がることを期待している.また,自らもより魅力ある業界へと変革していきたいと考えている. 生産プロセスの主な課題として,適用データのデジタル化・オープン化を促進すること,共同利用できる適用技術やシステムを開発すること,産学官,同業他社の技術者など企業間で連携することが必要である.また,それら課題を踏まえ,将来的に目指すべきデータ・システムの有機的連携策などに関して整理した.さらに,護岸設計をユースケースとして,将来的なアーキテクチャーを考案した.