甲南大学理工学部 [日本]
北海道教育大学旭川校 [日本]
2020 年 1 巻 1 号 p. 135-140
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神戸市垂水日向遺跡から新鮮な火山ガラスに富む火山灰が採取された。その火山灰は構成粒子の大部分が長さ1㎜未満のバブル型火山ガラスからなる広域テフラ(鬼界アカホヤ火山灰)であることが分かった。そこで筆者らはこの火山灰を教材として観察する、火山防災に向けた授業を行った。その結果大学生の火山に対するイメージが変容し、火山災害への防災意識の向上が見られた。本試料は活火山が存在しない地域における火山防災教育に向けて、貴重な教材となりえる。
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