抄録
本研究は、大学生の防災・減災意識の向上を目的として、アクションリサーチの手法で
「地域の被災事象を反映した教材づくり」と「防災・減災ワークショップ」を開催し、参
加者である学生の防災意識が高まるかを検証した。その結果として、(1)地域の被災事象
を反映させた防災教材づくりは現実味(リアリティ)を高め防災意識を高める。(2)学生
と教員が協働して活動する災害教育となり、互いの防災意識の醸成につながる。(3)持続
した自主防災減災活動や人材輩出(学生ボランティア)につながる。今後、教員と学生と
の協働による防災人材育成のための方略として、アクションリサーチは、災害ボランティ
ア人材輩出などの成果が期待できる手法である。