スポーツパフォーマンス研究
Online ISSN : 2187-1787
ウエイトリフティングのトレーニング負荷のモニタリングと定量化:
女子選手のケーススタディ
三好 英次 三宅 敏博
著者情報
ジャーナル フリー

2021 年 13 巻 p. 15-29

詳細
抄録
本研究の目的は,ウエイトリフティング選手によって実行された連日のトレーニングのモニタリングデータを分析し,外的負荷と内的負荷の関連性を調べることであった.対象者は女子ウエイトリフティング選手1 名,10 週間にわたる55 回のトレーニングセッションを分析した.毎日のトレーニングセッションについて,総負荷量(total volume load(TVL):%1RM×反復回数×セット数の全エクササイズの総和),心拍変動指標(LnrMSSD)の練習前後の変化量,セッションの主観的運動強度(sRPE)を取得した.TVL とLnrMSSD の変化量との,またTVL とsRPE の間の相関関係を求めた.TVL とLnrMSSD の変化量との間で(r = 0.558 :p<0.01),またTVL とsRPE との間でr = 0.700:p<0.01)で,それぞれ有意な相関関係が認められた.これらの結果から実際のウエイトリフティングの日々のトレーニングにおいて内的負荷は外的負荷に相関していることが示唆された.
著者関連情報
© 2021 日本スポーツパフォーマンス学会
前の記事 次の記事
feedback
Top