長崎大学大学院医歯薬学総合研究科保健学専攻
2020 年 8 巻 2 号 p. 122-127
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医療や産業分野における放射線・放射性物質の需要が拡大する一方で、それらからの被ばくのリスクは益々増大する。看護職は医療や地域において、放射線被ばくを受けた患者や住民のケアを行うが、放射線教育が充実していないため、必ずしも放射線の知識を有しているわけではない。本稿では、過去に大規模な原子力災害を経験したベラルーシ共和国の医療系大学を訪問し、放射線教育構築に向けた示唆を得たので報告する。
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