住友スリーエム(株)
横浜国立大学工学部
1974 年 13 巻 5 号 p. 313-317
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従来,衝撃的引張り荷重をうけた針金の強度は,その針金が破断するまでに吸収し得る衝撃エネルギから求められていて,針金の長さが長いほど大きな衝撃エネルギに耐えると考えられていたが,今回の実験によって針金がある程度長くなると,破断する確率がふえてきて,吸収し得る衝繋エネルギは長さに比例して増加しなくなり,吸収し得る衝撃エネルギが増加しなくなる限界の長さがあることがわかった.このことは衝撃的引張り荷重を受る針金やロープの安全率をきめるときに考慮しなければならないことを述ぺている.
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