安全工学
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仮設手すりの必要高さと必要強度
河尻義正,堀井宣幸
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キーワード: 破壊, 仮設手すり, 強度
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1977 年 16 巻 5 号 p. 276-282

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抄録

建設現場等で用いられている仮設手すりの具備条件を明らかにする目的で,次の内容について実験的研究を行った.(1)作業中,人が手すりを乗り越えないための手すりの必要商さ.(2)作業中,人から手すりに与えられる荷重.(1)の結果,人の姿勢に関して,手すりを乗り越えるまたは足が浮くための限界実験式を得た.また(2)については,典型的な二つの動作に対する実験式を得た,さらに,(1),(2)とも実験式を用いたシミュレー ションを行い,手すりの必要高さおよび必要強度について検討し結論を得た.

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© 1977 特定非営利活動法人 安全工学会
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