横浜国立大学工学部
1978 年 17 巻 6 号 p. 352-358
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機械振動はきわめて条件依存的な現象であるので,振動を計測することにより構造物の機械的性質の変化を知ることができる.石油化学工場等で使われている導管の固定部締付力の変化,切欠きの有無は,この機械的性質の変化と考えることができるから,振動計測により導管の異常の予知が可能となる.しかし実際に切欠きの種類とその大きさに対応して,振動がどのようにまたどの程度変化するかを事前に知っておかなけれぼ予知はできない.そこで本実験では鋼管に3種類の切込みを与え振動特性の変化を観測した.
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