1982 年 21 巻 2 号 p. 92-100
ヒューマン・エラー(作業ミス)による事故ほ,入間の複雑な生理勢心理が絡んでいるため,一一般の安全管理者には事故原因の分析が困難だとされ,これまで充分解明がなされないまま,事故対策も通り一遍 のもので済まされてきた. 最近の化学プラント事故を分析した結果,事故原因の中で作業ミスによる事故率は30%と高いウエイトを占め,他の産業分野でも作業ミス関連事故は増加する傾向にある.これほ安全施策上放置で、きない間題であり,厨本入間工学会・安全入間工学部会は,作業ミスの間題に関し,大脳生理学的視意から,エラーの生起要因やエラーモードを見返し,これを理論的に考察しやすくするために,大脳の情報処理モデルを開発して,ヒューマン・エラーの解析と評価に新しい方式の提案を行なった.