1983 年 22 巻 2 号 p. 64-70
最近の工場の大きな火災や爆発の発生は,企業が,法令による監督指導に頼り,当局もそれによって目的を達成し得るかのように信じていて,しかも一起きた災害は違法ではない,という例が多い,安全工学的にこれを見れば,火災爆発予防の具体策について,法令は完全な回答を与えることができない本質をもつ.企業は,安全工学の自発的勉学にょって自主的に災害予防対策を開発し,体得し,実施することにより,災害のため被るべき損害から自身を守るという企業経営のための活動の一環としで予防方法を身につける よりぼかに方法がない.