安全工学
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エキスパンドメタル式狭隙防爆構造の防爆効果
池田 武弘
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キーワード: 爆発
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1983 年 22 巻 2 号 p. 71-77

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抄録

現行の炭鉱用電気機器の防爆構造に定められている狭隙防爆構造は狭隙板層に薄い金属板を用いるため,製造と保守に難点があり,実際に利用されることは少ない.この欠点を除き,かつ,狭隙防爆構造の利点を十分に備えた狭隙素材としてエキスパンドメタル(以下EXMと略称)利用の狭隙板を開発しだEXMとは鋼板を展伸して金網状としたもので,とくに機械的強度に優れている.このEXMを積層して狭隙板を作り,これを容器の1~4側面に取付け,メタン,エチレン,水素および炭じんに対する防爆効果について検討を行なった結果,容器内での爆発圧力は耐圧防爆構造に比較して,水素,エチレン,メタ ンの順に1/10,1/100,1/1000のオーダーであることを見出した.また,狭隙防爆構造の素材であるEXMの最適の積層法および接着法などを見出した.

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© 1983 特定非営利活動法人 安全工学会
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