安全工学
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PVC重合缶温度制御のシミュレーション
若林嘉一郎,清水学,吉村浩吉中村扶,神谷重光,山川雅裕大野 崇
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キーワード: シミュレーター, 重合
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1983 年 22 巻 3 号 p. 145-154

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抄録

何らかの異常により制御量が大きく変動し,自動制御が不能となった系では,危機脱出のため運転に人間が介入する.このような異常時における人間の判断を加味した制御系の効果をしらべるために,実際の装置を用いた実験を行なうのは危険である.したがって,系の状況を正確に衰現したシミュレータの出現が必要とされる,ここでは,塩化ビニル重合缶のシミュレータ設計例を示す.このシミュレータでは異常運転時の缶内温度予測に数学モデルを採用している.

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© 1983 特定非営利活動法人 安全工学会
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