1984 年 23 巻 4 号 p. 192-201
装置化・自動化技術の進歩とともに,システムの規模は次第に大型化の傾向を強めている.こうした自動化システムでも人間の関与なしには運転とその管理は不可能である.運転と管理の安全に関わる従業員のwoτk Ioadの大小は,それが人間の高次の情報処理機能を有効に作用させられるかどうかの分岐点 となる, over loadでは情報処理の混乱を招ぎ,under loadでは単調状態となって,いずれの場合にも見逃し ・誤判断・誤操作に直結する可能性が著しく高くなる,そこで・vedoadとunder I・adの場合における間題点と,現場に感用可能なwork loadの測定法を取りあげ,ヒューマン・エラー防止に新しい方法 論を提起した.