安全工学
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漏えいした可燃性ガスの流動拡散
松田 正
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キーワード: 漏洩, 可燃性ガス, 流動拡散
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1986 年 25 巻 3 号 p. 153-161

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抄録

可燃性ガスが漏えいした場合,どのような状態で滞留し,あるいは流動拡散するかはガスの物性,流出状態,気象特に風向風速,地形,構造物の形状等により複雑多岐である.しかし,いずれにしても大気中に拡散して混合ガス層で覆われる爆発危険区域は広範囲に拡大する. ガス漏えいが発生した揚合の安全対策並びに保安技術の確立のため,筆渚らが行った下記の実験研究に づいて報告する. (i)平坦な地表上における拡散  高比重ガスの拡散及びガス比重の影響. (ii)障壁の拡散効果  障壁によるガスの拡散現象並びに漏えい点の風下側及び風上側に存在する障壁の影響 (iii)防液堤から流出したガスの流動拡散.

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© 1986 特定非営利活動法人 安全工学会
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