安全工学
Online ISSN : 2424-0656
Print ISSN : 0570-4480
ISSN-L : 0570-4480
資料
誘導結合プラズマ発光分析法の生体試料分析への適用
内田 弘
著者情報
ジャーナル フリー

1986 年 25 巻 3 号 p. 147-152

詳細
抄録

誘導結合プラズマ(ICP)発光分析法は,生体試料中の微量金属分析法として注目され,ルーチン分析への広い普及が期待されている,本稿では,同法の分析化学的特性を生体試料分析の観点から平易に解説する、生体試料中の重金属分析のための試料調製法を述べた後,定量法における問題点を挙げる.さらに血清と毛髪試料のルーチン分析例を紹介する.

著者関連情報
© 1986 特定非営利活動法人 安全工学会
前の記事 次の記事
feedback
Top