安全工学
Online ISSN : 2424-0656
Print ISSN : 0570-4480
ISSN-L : 0570-4480
資料
労働の場における健康危害リスク情報
EC統合によって強まる労働署保護
清水 久二
著者情報
ジャーナル フリー

1993 年 32 巻 1 号 p. 32-37

詳細
抄録

ECでは永年「労働者保護」の面で共通の価値観調整を行ってきた.多くはEC理事会指令として結実したが,近年さらに相互交流のために加盟国内情報ネットワークを整備し,多くの災害情報を蓄積しつつある。留意すべき点は「健康損害」の構成概念が「労働力売買」の概念,つまり「賃金論」とリンクしている点である.つまり「賃金とはなにか?」という毎年繰り返される基本的な問いと深くかかわっている.今後,労働の場をその責任とする「健康損害とその補償」に関する議論がいっそう高まろう.

著者関連情報
© 1993 特定非営利活動法人 安全工学会
前の記事 次の記事
feedback
Top