潜在危険をできるだけ除去または回避する,という安全の基本原理に基づいた本質安全増し設計について概説している.方法として,ヒューマンファクターの種々の配慮,化学物晶の強化および代替によってなじみのよいプラントにする,などについて具体例を挙げて説明している.これらを発展させるために,プラントの計画および設計のあり方,規制当局による奨励,企業管理者の感興などが必要である,ことを述べている.また,原子核工業から学ぶことが多々ある,無対応量指標によって本質安全増し設計が実行されているかどうかチェックできる,など提案している.