住友化学工業(株)生産技術センター安全工学研究室
2001 年 40 巻 2 号 p. 100-107
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ARCは,反応性化学物質の熱暴走危険性評価に有効な断熱熱量計である.本稿は,ARC測定データを実装置に適用する際に必要なφ補正について,当社で採用している方法を紹介した.さらに,安全面でのプロセス上限温度であるADT、、の概念とともに,自己反応性物質や有機過酸化物を輸送する際の,包装品の温度管理の指標となるSADT(自己加速分解温度)をARC測定データから推定する方法 を紹介した.
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