安全工学
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爆発圧力放散設備の設計法 
一その2:長さと内径の比が5以下の装置の放散面積一
板垣 晴彦
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2003 年 42 巻 4 号 p. 244-248

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抄録

乾燥機や集じん機などの汎用装置はさまざまな産業分野で使用されているが,これらの装置での爆発災害が繰り返し起きている.爆発災害を未然に防止するにはいくつかの方法があるが,技術的・経済的な問題もあって,完全に防止できないことがある.このような場合には,未然防止対策とともに万一装置内で爆発が起きたとしても,その被害を最小限に抑える対策を講じる必要がある・爆発圧力放散設備はそのひとつであるが,具体的方法や技術的指針が明確ではなかった. 産業安全研究所では,爆発圧力放散設備の実用化と普及のため「爆発圧力放散設備技術指針」を作成し公表した。本質料では,この技術指針の内容を中心に設計法の概要を紹介する。また,主要な参考文献のひとつであるNFPA68が2002年に改訂されているので,その内容についても触れる.

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© 2003 特定非営利活動法人 安全工学会
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