2010 年 49 巻 5 号 p. 294-296
国内における連日の猛暑や豪雨の頻発など,異常気象が際だってきている.この異常気象はロシア,中国,インドなど世界的な規模で生じているが,この原因としては地球温暖化の影響が最も大きいと認識されている.このため,地球温暖化対策は特に緊急を要する課題となっているが,問題解決のためには国際的な協力関係が不可欠である. そこで,地球温暖化問題に対する国際的な枠組みを設定した気候変動枠組条約の概要と最高意志決定機関である締約国会議の活動,特に重要な役割を果たした京都議定書を紹介するとともに,今後の課題について言及した.