2011 年 50 巻 4 号 p. 219-225
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阪神・淡路大震災(平成7 年),千葉県北西部の地震(平成17 年)では,多数のエレベーター閉じ込め事故が発生した.地震発生時の被害想定の変更や都市型災害として対策が各分野で進められているが,大規模,あるいは複合災害発生時には,自力脱出の手段を確保する必要性について考察した.最近の,対応技術の進展,関係法令の改正,長時間閉じ込め事例の検討,防災計画の教育例などを含めて,閉じ込め事故と人命安全対策について報告する.
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