昨年後半以降現在まで化学プラントで立て続けに大きな保安事故が発生している.また,高圧ガスの保安事故件数も増加の一途である.世代交代によるベテランの引退や設備の老朽化が現場保安力の低下の要因と言われている.こういった状況に対し,化学プラントの安全基盤項目に関し,自らの保安力を定量的に把握できる評価システムを作成した.この評価システムを用いることにより,定量的に安全管理の弱点や要強化点を把握することができる.これまでの試行により,評価システムの有効性確認や評価上の改善要望等の把握を行った.これらをもとに改訂を行い,このほど最終版を完成した.今後,来年度に予定されている保安力向上センターの下に本格的な展開を計画している.