安全工学
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総説
リスク評価のための化学物質の環境動態モデル
米田 稔
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2014 年 53 巻 2 号 p. 72-81

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抄録

人体の環境からの化学物質摂取量を推定するには,その環境中での人体に至る経路をモデル化し,代表的な人間集団について,人体の吸収率も考慮した曝露量評価が必要である.このようなモデルは,様々な時間スケール・空間スケールで評価されるが,流域というのは対応する大気や土壌も含めその代表的空間スケールとして妥当である.さらに,使用目的などを考慮して,モデルの最適な精密さを選択するとともに,その推定結果が持つ不確定性も評価する必要がある.また,簡単な多媒体モデルを通常のコンパートメントによるシステム解析モデルとフガシティモデルで表現することで,フガシティモデルは,通常のシステム解析モデルと本質的には同じであること,平衡状態からのズレがわかりやすい,といったメリットがあることなどを示した.

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© 2014 特定非営利活動法人 安全工学会
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