エタックエンジニアリング(株)技術本部
元エタックエンジニアリング(株)
2022 年 61 巻 2 号 p. 149-155
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環境試験槽内に設置されたリチウムイオン2 次電池の熱暴走によって爆発放散口が開口し,開口状態を維持すると,立ち上る炎の継続,ガス爆発の繰返し,有害ガスの流出等に起因して新たなハザードが顕在化する恐れがある.本報文は,まずこれらのハザードを抑制するためにまず設定圧力で開口し,自重で閉口する蝶番ドア式爆発放散口(爆発戸)を提案している.次にその動作実験結果より,本提案システムのハザード抑制効果を考察している.
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