2024 年 63 巻 4 号 p. 232-238
本研究は前報の回収調査に続くもので , 産業現場からのガス溶断器具の回収調査と測定について , 圧力 調整器を対象に調べた . その 2 では圧力調整器を分解し , 入口フィルターとダイヤフラムの劣化状況を測 定した . 測定の結果 , 回収した酸素用圧力調整器の入口フィルターに粉やパッキンの繊維くずなどが見ら れた . ダイヤフラムは年数とともに硬さを増すことがわかった . 硬さを増すとともにクラックが生じやす くなる . 実験結果より酸素用とアセチレン用の測定までの年数と硬さ ( デュロメータ , タイプ A:HDA 値 ) の関係式を求め , 経年劣化が HDA 値で評価できることがわかった .