安全工学
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総説
平成の事故から学ぶリスクアセスメントへの提言
第 3 回 点検・保全で防ぐ :RA 後のフォローの充実
(一社)日本化学工業協会保安事故防止検討ワーキンググループ
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2024 年 63 巻 5 号 p. 293-304

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抄録

平成時代に起きた重大事故を検証し , リスクアセスメント (RA) の 3 つの課題と提言をまとめた . 課題は ,① 配管更新などで従来と同等 (RIK) と判断しても事故に至ったことへの対策 ,② 非常に稀な確 率でしか起きないと想定される致命的事故への備え ,③ 重大事故防止に重点を置いたリスクベースの安全 マネジメントである . 提言は ,① RA を実施し対策を講じたとしても , 事故が起こりえることへの備えが必要である .② RA 評価体制を , これまでのステップ 1 「人で防ぐ」 , ステップ 2 「仕組みで防ぐ」に , ステップ 3 として「点 検・評価」を加える . すなわち , 安全を確保するための最後の砦として , 「点検・評価」を組み込む .③ 化学プラントの安全を担保するには ,RA における「 PDCA(Plan,Do,Check,Action) 」 の CA(RA 実 施後の「点検・評価」 ) を強化する必要がある .

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