理学療法さが
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原著
高齢者脊椎椎体骨折患者の入院後3週時における自立歩行の可否に影響する因子の検討
小栁 海志波 徹牧野 光一朗手島 誠宣溝田 丈士
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2026 年 12 巻 1 号 p. 25-33

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抄録

〔目的〕高齢者脊椎椎体骨折患者の入院後3 週時における自立歩行の可否に影響を及ぼす因子を検討した。〔対象〕保存的加療目的に入院し,受傷前の歩行が独歩もしくは一本杖にて歩行が自立していた45人とした。〔方法〕調査項目は,入院後3週時における自立歩行の可否,年齢,性別,BMI,HDS-R,安静日数,椎体骨折数とした。評価項目は,NRS,PCS,膝関節伸展筋力とし,評価時期は入院時と入院後3 週時とした。統計学的解析は,入院後3週時の自立歩行に影響する因子を対応のないt 検定にて検討し,ROC曲線にてカットオフ値を算出した。〔結果〕入院後3週時の自立歩行可群と比較して自立歩行不可群では,入院後3 週時のNRS,PCS,膝関節伸展筋力に有意差を認めた。カットオフ値は,NRS は3.0,PCS は21.0点,膝関節伸展筋力は0.30kgf/kg であった。〔結論〕高齢者脊椎椎体骨折患者の入院後3週時の自立歩行の獲得にはNRS,PCS,膝関節伸展筋力が影響することが示唆された。

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