理学療法さが
Online ISSN : 2424-2438
Print ISSN : 2188-9325
ISSN-L : 2188-9325
原著
最大努力下での 8 の字歩行テスト(Figure-of-8Walk max) と身体機能の関係
富永 章寛溝田 勝彦大田尾 浩
著者情報
キーワード: F8Wmax, 入院患者, 影響度
ジャーナル フリー

2021 年 7 巻 1 号 p. 1-5

詳細
抄録

[目的]歩行能力の評価法の 1つである最大努力下での 8の字歩行テスト(figureof-8walk max : F8Wmax)と各身体機能の関係を分析した。[対象と方法]歩行が可能な入院患者52名を対象とした。測定項目は,F8Wmax,入院前の life-space assessment(LSA),転倒スコア(fall risk index),虚弱高齢者用10秒椅子立ち上がりテスト(frail chair stand-10 :FCS-10),開眼片足立ち,functional reach test(FRT)とした。F8Wmax と各身体機能との関係を重回帰分析で検討した。[結果]F8Wmax に影響を及ぼす要因は FCS-10と FRT であった(R2=0.673)。算出された重回帰式から,F8Wmax が 1 秒改善するには FCS-10を 2回向上させる必要があることが示された。[結語]F8Wmax は FCS-10と関係が強く,FRT と弱い関係を認めた。

著者関連情報
© 2021 公益社団法人 佐賀県理学療法士会

この記事はクリエイティブ・コモンズ [表示 - 非営利 - 改変禁止 4.0 国際]ライセンスの下に提供されています。
https://creativecommons.org/licenses/by-nc-nd/4.0/deed.ja
次の記事
feedback
Top