2021 年 7 巻 1 号 p. 7-13
[目的]中高年者の片脚立ち上がり能力に関係する下肢機能を検討した。[対象]中高年者35名(平均年齢63± 8 歳)とした。[方法]測定項目は,片脚立ち上がり得点,膝伸展筋力,最大歩行速度,立位での足指圧迫力,30-second chair stand test(CS-30)とした。高さが異なる台を用いて片脚立ち上がり能力を測定し,0 点から 4 点の片脚立ち上がり得点とした。片脚立ち上がり能力に関係する下肢機能を選択するために,片脚立ち上がり得点を従属変数,各測定項目を独立変数とし,強制投入法を用いた重回帰分析で検討した。[結果]片脚立ち上がり得点に関係する下肢機能に選択されたのは,立位での足指圧迫力(標準化係数:0.42)であった。[結語]中高年者の片脚立ち上がり能力には,立位での足指圧迫力が関係することが示された。