山陽論叢
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分岐鎖α-ケト酸脱水素酵素複合体の構造と機能に関する比較生化学
アフリカツメガエルXenopus laevisのデカルボキシラーゼαサブユニットの一次構造について
小野 和夫高地 英夫
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ジャーナル オープンアクセス

2018 年 24 巻 p. 149-153

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抄録

アフリカツメガエル(Xenopus laevis)の分岐鎖α-ケト酸脱水素酵素複合体デカルボキシラーゼαサブユニット(Ela)のcDNAクローニングを行い1次構造と機能の関連について検討した。その結果、アフリカツメガエルのElaは, 400残基からなり, 分子量は45,698と推定された。ヒトとの比較でアミノ酸配列全体での類似性は, 91%であった。またサブユニット相互作用部位およびリン酸化部位と推定される配列の類似性は98%以上であった。以上のことからElaの構造と機能上, 重要なアミノ酸(配列)は, 動物種を超えて保存されいると考えられた。

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© 2018 山陽学園大学・山陽学園短期大学
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