抄録
手話検定開始から20年。長年の手話検定の結果、指文字と数字はとくに読み取り学習が難しいことが判明している。その原因は後述するが、改定案を以下に示す。現段階では清音は従来通りとする。将来的には、やりづらい指文字や間違えやすい指文字の改革もありうる。改正点だけを紹介する
①運動による変化
長音:下への移動運動
促音:小さいツは短くクリック。突っつく感じ
撥音:ンは使用中の文字でンを描く。
拗音:手の回転方向を変える(同時法にほぼ同じ)
小さいヤ=その文字のまま手前。
小さいユ=その指文字のまま手首裏返し(肘の内転、ユをする時と同じ動き)。
小さいヨ=横向きに裏返し(肘の内転と内旋、ヨをする時と同じ動き)
②左手の付加(視覚的同時性によりモーラに対応)
濁音:左手で5(パー)(二本指よりやりやすい)
半濁音:左手でO(オまたは小丸=金)
拗音:左手で文字を示す。小さいア行。
*左手を付加する場合、先に左手を作り(入り渡り)右手の清音の後、多少残ってもよい(出渡り)