抄録
人間-機械システムでは,ユーザはインタフェースを介してマシンの部分的な情報をもとにシステムを操作する.したがって,不適切なインタフェースでは,ユーザがマシンの状態を正しく追従できず,オートメーションサプライズと呼ばれる現象が発生するかもしれない.オートメーションサプライズを回避するため,人間-機械システムの形式的な検証方法や適切なインタフェースの設計法が提案されている.そこで本論文では,オートメーションサプライズが発生しそうなときに警報を鳴らすシステムを離散事象システムにおける状態フィードバック制御を用いて構成する.これによりインタフェースの再設計が不要となり,かつオートメーションサプライズが存在しないような人間-機械システムの構成が可能となる.