システム制御情報学会 研究発表講演会講演論文集
第49回システム制御情報学会研究発表講演会
セッションID: 3C3-6
会議情報
体位変換介護ベッドの開発
*森川 雅司河上 日出生阿部 裕司田口 賢治小川 淳
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
近年,先進国において高齢社会が現実のものとなり,日本では特に急速な高齢化が進んでいる.現在,国内の要介護認定者は400万人を超え(2004年10月), 2000年の制度発足時より87%増となっている.ご自身で寝返りをうてない要介護者にとって痛みや褥瘡(じょくそう=床ずれ)を予防するための体位変換は非常に重要な介護であり,少なくとも約2時間毎の介護が望ましく,夜間の睡眠時においても同様の周期で行う必要がある.在宅介護の場合は,家族が約2時間毎の体位変換介護を行う必要があるため,介護者・被介護者ともに連続した睡眠をとることができず,身体的・精神的に大きな負担を伴う.また,施設・病院等の実務担当者にとっても,体位変換介護が重労働であることに変わりはない.そこで我々は,こうした介護・福祉分野の中で最も介護の負担が大きく,被介護者にとっても深刻な問題の1つである体位変換介護に着目し,本来,人が自然に行う寝返り動作を寝たきりの人が行えるようにアシストする高機能体位変換介護ベッド「hist(ヒスト)」を開発・商品化したので,これまでの使用事例を交えて報告する.
著者関連情報
© 2005 システム制御情報学会
前の記事 次の記事
feedback
Top