システム制御情報学会 研究発表講演会講演論文集
第54回システム制御情報学会研究発表講演会
セッションID: W353
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離散時間周期時変系の非因果的スケーリングに基づくロバスト安定解析に関する一考察
*細江 陽平萩原 朋道
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抄録
離散時間周期時変系はリフティングに基づいて仮想的な伝達関数を定義でき,そのような取扱いのもと,セパレータ型ロバスト安定定理を応用すればその系のロバスト安定解析が可能である.本発表では,リフティングする際のタイミングをずらすことに起因した,系の周期的取扱いの差異によって,非因果的スケーリングに基づくロバスト安定解析の結果が変わりうることに関する数値的検討と考察を行う.また,スケーリングが非因果的であることがもたらす効果についても触れる.
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© 2010 システム制御情報学会
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