システム制御情報学会 研究発表講演会講演論文集
第54回システム制御情報学会研究発表講演会
セッションID: T353
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大規模データに対するサポートベクター回帰における異常値検出
*鈴木 僚中山 弘隆伊賀 和博稲葉 庸介尹 禮分
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抄録
本研究では異常値が含まれる大規模データに対するサポートベクター回帰(SVR)における効率的な学習法について紹介する。学習点の増加に伴い、SVRで必要なQuadratic Programming (QP)を解くために計算量が大幅に増大してしまう恐れがある。 現在までに、計算時間の短縮を図る方法としてchunking法が提案されているが、一般的にchunking法は異常値による影響を受けやすい事が知られている。本稿では新たな分解法によって異常値を含むデータに対してもロバストな計算手法を提案し、その有効性を示す。
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© 2010 システム制御情報学会
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