抄録
本論文では,パターン識別における学習用パターンの重み付けが識別器の性能に与える影響について実験的な考察を行う.与えられた学習用パターンを重み付けすることにより,識別器構築における学習用パターンの重要度を指定することができる.識別境界付近と考えられる学習用パターンの重みを大きくしたり,識別境界から離れていると考えられる学習用パターンの重みを大きくすることで,構築された識別器の性能にどのような影響が与えられるのかを調査する.識別器としてパターン重みを直接扱うことができるファジィシステムや最近傍識別器を用いる.