Strength and Conditioning Journal Japan
Online ISSN : 2759-0674
Print ISSN : 1883-4140
野球とソフトボールにおける高度な方向転換テストの導入:曲線能力テスト
José Antonio Martínez-RodríguezRyan L. CrotinCand David J. Szymanski
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キーワード: 走塁, スプリント, 速度, テスト
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2026 年 33 巻 2 号 p. 29-39

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抄録

野球およびソフトボールの走塁には、適切な姿勢と全力疾走が求められ、状況に応じて曲線的な走りやその後の方向転換が必要となる場合がある。従来、野球およびソフトボールでは、アジリティ能力を評価するために、プロアジリティテストが用いられてきた。走塁における方向転換速度(CODS)を記録するために利用できる特定のテストを評価する際には、テストを完了するまでの総タイムだけでなく、各ランニング区間の走タイムも記録することが推奨される。それにより、各選手におけるCODSの長所と短所に関して、さらに多くの情報を得ることができるからである。さらに、走塁を模した曲線走行とCODSの特性を統合した追加のテストが、走塁能力を評価するためのより客観的なデータを提供できるかを検討することも重要である。本稿では、走塁における曲線能力とCODS能力の両方を測定するための曲線能力テスト(CAT)と呼ばれる新しいフィールド測定法を紹介する。CATは、走塁能力を評価する際、プロアジリティテストや505アジリティテストよりも、さらに優れた評価を提供すると考えられる。

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