静岡文化芸術大学
2022 年 21 巻 p. 51-68
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生成文法は半世紀以上にわたり言語習得を分析するための主要なアプローチのひとつである.その理論的枠組みは時代とともに何度か大きな進展をしてきた.本稿は,言語設計の三要素(Chomsky, 2005)の中の第三要因の観点から,第二言語としてのWh疑問文の習得の先行研究のデータを見直すことで,理論上,問題となる点を指摘し,今後の第二言語習得研究が考えるべき方向性を探ることを目的とする.
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