初等教育カリキュラム研究
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Ⅳ 実践ノート
領域「表現」と図画工作科を結ぶ幼小連携の観点
—教科書分析に基づく工作教材の実践から—
小室 明久小島 菜緒子福田 真子
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2024 年 12 巻 p. 51-60

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抄録

幼小連携では教育課程の相互理解や学びの内容,指導方法の共有のみならず,授業実践や教材にも着目する必要がある。幼児教育の領域「表現」として行われている活動と図画工作科の教材は関連している点が多くある。本研究では教材を通して幼小連携について教育の場に実装できる観点を創出すべく,園児を対象に教材を開発し,実践を実施した。また,実践を行う際にビデオ撮影と関与観察を行い,実践を終えた後に園児の作品分析を行った。作品分析では園児が製作した作品を,用いられている形や色,表現方法の工夫の観点から考察を行った。2つの実践を考察した結果,幼小連携を踏まえた工作の実践を行う際に,仕組みをきっかけに「遊び」が生まれるようにすること,ねらいを踏まえた上で活動や素材から発展される可能性を考慮することの2つの観点が重要であることを明らかにした。

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