2021 年 9 巻 p. 45-53
日々の授業実践において,学習者同士で相互評価を行う機会がある。これは,主体的・対話的で深い学びの一端であると考えるが,この相互評価活動が効果的に行われているとは言い難い。それは,学習者同士が同じ基準の中で対話ができていないことに原因があると考える。その解決策として,評価基準を揃えることが考えられるが,授業者から与えられた評価基準ではなく,学習者自身が作成することによって,同じ基準を理解しながら,効果的な相互評価活動を行えるのではないかと考えた。本研究では,ルーブリックを学習者自身が作成し,相互評価活動を行うという授業実践を通して,その効果を検証していく。