抄録
近年の衣生活の変化に伴い,市販のマタニティウエアは,妊娠期の体型の変化より見た目を重視し,またウエアのほとんどが産前産後に使える服として作られていた。さらに,デザインを優先したため,サイズ,素材,機能等の安全性や着心地の面から問題があることが明らかとなった。妊娠期の安全で快適な衣服設計をするにあたり,着装評価を行ったウエアのパターン分析を行い,寸法やサイズ,構成に関して課題を明確化することを目的とする。また,各メーカーが設定しているサイズ表記や基準が異なっており,現在のマタニティウエアの基準となっているサイズ分析の結果を報告する。