群馬大学医学部附属病院草津分院内科
1992 年 29 巻 1 号 p. 15-23
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最近の医学検査法の進歩によって, 温泉療法の人体に及ぼす作用機序が器官, 組織, あるいは細胞レベルで明らかにされつつある.草津温泉にある我々の研究室ではこれまで, 温泉浴の血液粘度, 血小板凝集能, 線維素溶解能, リンパ球subsetsに及ぼす影響を検討してきた.本論文では, 我々や他の研究者の成績を基にして, 医学的にみた温泉浴の効用と危険性について考案したいと思う.
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