生産研究
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研究解説
数値気候モデルによる関東地方の局地気象の解析
―初期温位分布, 海水面温度, 地中の熱容量及び人工排熱の影響の検討―
金 相〓大岡 龍三持田 灯村上 周三
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1998 年 50 巻 1 号 p. 86-93

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抄録
 関東地方の夏季の局地風を中心とした都市気候の構造をMellor-Yamadaの大気乱流モデルを用いた数値解析により調べた結果を示す.本報では,温位分布の初期値,海水面温度の分布,地中の熱容量,人工排熱等の取扱いの相違が流れ場,温度場の予測結果に与える影響を調べる.また,計算結果を既往の観測結果と比較し,その予測精度の改善を検討する.
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© 1998 東京大学生産技術研究所
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