2008 年 60 巻 3 号 p. 291-294
光スキャナを用いて波長1.06μmのパルスYAGレーザ光を3次元走査し, 水中に焦点を結んで水分子のレーザブレイクダウン・プラズマを発生させ, それを点光源に用いた新しい3次元画像表示器の原理検証を行った.パルス周波数500Hzでは, 1mmあたりの解像度10ピクセル, 画像寸法1cm程度の3次元ビットマップ画像を得た.また, この画像を液晶カラーフィルタを通して観察することにより, 3次元カラー画像が表示可能であることを示した.[本要旨はPDFには含まれない]