東北大学大学院情報科学研究科 東京大学生産技術研究所 人間・社会系部門
東北大学大学院情報科学研究科 東北大学学際科学フロンティア研究所
長崎大学熱帯医学研究所
東京大学生産技術研究所 情報・エレクトロニクス系部門
2020 年 72 巻 2 号 p. 141-143
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感染拡大を抑制するための政策は累計感染者数も抑制すると期待される.本研究では,感染拡大を抑制するための政策が感染の最終規模に与える影響を,SIR モデルを用いて解析した.政策介入を行った際の最終規模方程式を導出し,政策介入時の最終規模が政策を行わない場合と比較して常に減少することを示した.また,政策を早期に開始したときに最終規模が最小とならない場合があることを明らかにし,数値実験によりそのような実例を示した.
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