東京大学大学院工学系研究科
東京大学生産技術研究所 持続型材料エネルギーインテグレー ション研究センター
2023 年 75 巻 2 号 p. 131-133
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アルケンのヒドロシリル化反応は,各種シリコーン製品の合成において重要な反応である.本反応における従来法では白金化合物が触媒として用いられてきたが,近年,白金を用いない触媒の開発が望まれている.本研究では,コバルトおよび鉄上にキレート型ケイ素配位子を導入した一連の錯体を合成し,特にコバルト錯体がアルケンのヒドロシリル化反応に対し良好な触媒活性・選択性を示す触媒として機能することを見出した.
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