Institute of Industrial Science, The University of Tokyo
2024 年 76 巻 4 号 p. 411-415
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
丸太圧入工法による液状化対策工法は,圧入された丸太の体積分だけ地盤の密度を上昇させる工法である.本研究では,丸太の圧入時の地盤内部の体積ひずみが丸太の摩擦が変化した場合にどのように変化するかを検討した.画像解析の結果,圧入する際の丸太杭間の距離が短いと杭間の密度上昇がより顕著になり,杭の摩擦を大きくすると地盤の密度が大きくなった.摩擦を大きくすることで圧入時に砂が上向き挙動を制限し,密度が上昇しやすくなることがわかった.
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら