石油学会 年会・秋季大会講演要旨集
第42回石油・石油化学討論会 (秋田)
セッションID: 2A20
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一般発表-石油化学(1)
ポリエチレングリコール存在下で調製したVOx系触媒を用いるアルカンの酸化的脱水素反応
*福留 健太池永 直樹鈴木 俊光三宅 孝典
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抄録
アルコキシ交換反応によりポリエチレングリコール及びV(t-BuO)3OとSi(OEt)4を反応させ、孤立したVO43-種を有するVOx-SiO2触媒の調製に成功している。この触媒がVOxの格子酸素のみを用いるC3H8の酸化的脱水素反応(ODH)に高活性、高選択性を示した。本研究では、本調製で添加剤やシリカ以外の分散剤を用いてVOx系触媒の調製を試みた。添加剤にMoを用いた時、酸化剤にO2を用いるC3H8のODHを550 oCで行ったところ、C3H8転化率7.1%、C3H6選択率77.2%と高いC3H6選択率を示した。
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© 2012 公益社団法人石油学会
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