石油精製－石油化学の連携に資するプロセス開発

抄録

JX日鉱日石エネルギーでは国内の燃料油需要の減退と世界的な化学品需要の増大に対応するため、製油所の余剰留分から化学品を生産することを目的にCRI（Chemical Refinery Integration）と名付けた活動を行ってきた。この活動の中で新規なプロセスの研究も行っており、それぞれ商業化を目指している。本稿ではこれらのプロセス開発について紹介する。