東京家政大学
2017 年 58 巻 4 号 p. 349-357
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4 つの環境に実験室を設定し,紳士用スーツに用いられる11 種類の裏地の風合いを14 対の用語で判定させた.30 名の被験者は一定の方法で裏地を触って風合い判定を行った.環境の温湿度が変化すると裏地素材の肌触りの判定は変化した.被験者は,裏地のまとわりつきやすさを,低湿環境では判定することが出来なかったが,高湿環境では判定できた.因子分析の結果,因子1 として「柔らかさ,薄さ,ドライ感」,因子2 として,「滑りやすさ,まとわりつきやすさ」が抽出された.
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